リクルートエージェントは東京都の求人に強い?港区、千代田区、新宿、渋谷で転職成功の秘訣

【東京の転職活動】
リクルートエージェントの活用方法

東京での就職・転職活動を考えてるけど、リクルートエージェントってどうなの?

そもそも東京都内の求人はリクルートエージェントで紹介してもらえる?

使ったら転職できる?年収は上がる?

そういったことが当然気になって調べたくなりますよね。

このページでは、リクルートエージェントが扱う東京都内の求人傾向や特徴、独自口コミでの転職事例などを掲載し、詳しく解説しています。

目次

執筆・監修:高山 進のイラスト
執筆・監修:高山 進

転職フリーダム サイト監修の高山です。これまで大手、ベンチャーの人事・採用担当を経験し、掲載依頼側としても個人としても転職サイト、エージェントの利用経験があります。転職や新たに就職をお考えの皆さんの仕事選びに成功してもらいたいと考えております。掲載情報の出典などについてはこちらをご覧ください。

東京都でリクルートエージェントの求人状況は?

リクルートエージェントは東京都でどれくらい求人数があるのか、どんな業界や職種に強いのか?就職・転職のしやすさについて解説していきます。

東京都内の求人数(公開・非公開)

公開求人数 非公開求人数
150,109 136,944

更新:2023年10月

リクルートエージェントは東京で就業可能な求人を、287,053件取り扱っています(公開求人と非公開求人の合算)。

また、東京都内に営業拠点を設けており、この地域の企業の情報収集や現地での求人事情に詳しいといったアドバンテージがあります。

港区、千代田区が圧倒的、新宿、渋谷も求人豊富

港区 33,589件
千代田区 26,834件
新宿区 12,230件
渋谷区 14,998件

リクルートエージェントが扱う東京都内の求人では、最も数が多いのが新橋や虎ノ門などがある港区、次いで大手町などがある千代田区でした。

IT企業が豊富な新宿、渋谷区などの求人も豊富です。港区の求人数だけで、全国でも求人数上位である神奈川県全体の求人数と同等なので、いかに多くの求人が集中しているかがわかります。

東京都の有効求人倍率の推移

2022年度の東京都の有効求人倍率は1.05でした。全国平均1.43に対し、 下回る形になりました。

これは、東京都内の求職者1人に対して、1.05件の募集があるというデータになります。
簡単に言えば、『有効求人倍率が1以上 = 選ばなければ誰にでも仕事はある』ということになります。

✳有効求人倍率はハローワークの求人データが対象で、転職サイトなどの求人媒体は含まれておらず、実際にはもっと高い数字になります。

東京都の有効求人倍率について、詳しくは以下の記事で解説しています。

東京都の有効求人倍率と有効求人数
詳細記事 東京都の有効求人倍率と有効求人数
✳ リンク先の記事の有効求人倍率(令和4年12月以前の数値)は、令和5年1月分公表時に新季節指数により改定されたため異なっています。

リクルートエージェントが東京都内で強い業界・職種

リークルートエージェントの東京都での公開求人数は約15万件(2023年6月現在)。

業界最大級の総合転職支援サービスだけあって、あらゆる業界や職種を扱っており、東京都内の求人は日本の求人の全体像を把握できるほどです。

業界ごとの求人数

業界名 求人数 割合
IT・通信52,575件35.0%
Web・インターネット33,632件22.4%
機械・電気8,135件5.4%
化学・素材1,225件0.8%
商社4,455件3.0%
物流・運輸1,344件0.9%
小売・卸売・サービス13,115件8.7%
旅行・エンタメ3,119件2.1%
マスコミ・広告6,717件4.5%
人材26,615件17.7%
コンサルティング25,816件17.2%
金融・保険4,777件3.2%
不動産・建設20,147件13.4%
医療・医薬6,158件4.1%
インフラ・官公庁8,636件5.8%

IT関連業が最も求人が多い

公開求人から業界や職種ごとの求人数を見ていくと、IT・通信業界とWeb・インターネット業界の求人数が多く、全体求人数の約57.4%を占めています。

これは情報技術の発展に伴い、デジタル領域やインターネット関連の職種の需要が高まっている現れと言えます。

コンサルティングと人材関連業界も多く、合計で約34.9%を占め、企業の経営戦略や人材採用・育成、派遣業などの求人が多く掲載されています。

職種ごとの求人数

職種 求人数 割合
営業・販売・カスタマーサービス39,393件26.2%
企画・マーケティング・経営9,631件6.4%
管理・事務10,108件6.7%
物流・購買・貿易・店舗開発1,301件0.9%
コンサルタント14,569件9.7%
金融専門職791件0.5%
不動産専門職3,407件2.3%
クリエイティブ13,362件8.9%
SE・ITエンジニア52,730件35.1%
エンジニア(設計・生産技術・品質管理)5,353件3.6%
建築・土木・設備10,833件7.2%
医療・医薬・化粧品1,593件1.1%
その他(講師・調理師・介護など)3,114件2.1%

職種ではIT関連、営業が目立つ

職種ごとの求人数を見ると、営業・販売・カスタマーサービスとSE・ITエンジニアの求人数が多く、それぞれ全体求人数の約26.2%と35.1%を占めており、営業やITエンジニアの需要が依然として高いことがわかります。

AIが急速に台頭していますが、それに伴って今後はどんな職種に影響を及ぼすのかを見極めていく必要がありそうです。

リクルートエージェントの特徴

リクルートエージェントは転職支援サービスでNo1の求人数を誇り、あらゆる業界、職種を扱う転職エージェントの代名詞ともいえる存在です。

リクルートエージェント

業界大手 全年代 全業種 業界最大求人数

  1. 業界最大級の圧倒的求人数
  2. 幅広い業界・職種の取り扱い
  3. 全国エリアの求人に対応

登録、利用ともに完全無料のサービスです。転職支援サービスの老舗であり、支援実績もNo1。その膨大な求人案件から、あなたにあった求人を紹介してもらいやすい転職サービスと言えるでしょう。

サービス内容

あなたの経歴や希望にあわせた求人の紹介、履歴書や職務経歴書など転職活動に必要な書類の書き方、面接の日程調整代行、給与や勤務条件面の交渉代行。

その他、転職に関するセミナーの開催や専用ページで企業への応募や面接などの進捗管理ができ、案内に従っていくだけで職務経歴書が作れる機能などがある「Personal Desktop」が利用できます。

リクルートエージェントの評判や注意点のチェックは以下のリンクから。

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リクルートエージェント詳細記事

リクルートエージェントの評判・口コミは?特徴や求人の傾向をチェック

リクルートエージェントへの登録から内定・退社までの流れ

リクルートエージェントの登録から内定、退職までの流れを簡単に紹介します。

  1. リクルートエージェントへの登録
  2. 面談日程の連絡と準備
  3. 面談でのキャリアアドバイス
  4. 転職活動のスケジュール立て
  5. 求人企業の紹介・応募
  6. 内定後、退職手続きのサポート

リクルートエージェントへの登録

リクルートエージェントへの登録は、申し込みフォームに転職希望時期や希望勤務地、職種や年収などを選択・入力し、仮登録が完了します。

リクルートエージェントの登録フォーム
リクルートエージェントの登録フォーム

その後、メールアドレスに届いたURLをクリックし、「プロフィール情報」の入力画面に進み、氏名や生年月日、住所などの基本情報と最終学歴を入力して完了します。

面談日程の連絡

申し込みから2~7日程度で面談日程について連絡が届きます。面談の希望日時と来社か電話で行うかを伝えます。面談をスムーズに進めるため、事前に履歴書や職務経歴書をキャリアアドバイザーに見てもらうことが望ましいです。

サイト上に履歴書や職務経歴書のテンプレートがある登録ツールが用意されているため、一から書くより簡単で早く作成することができます。分からない部分や空欄ができても大丈夫ですので、分かるところは書いておきましょう。

面談であなたの条件確認や強み・弱みを分析

面談では、業界、職種に精通したキャリアアドバイザーが経験や希望条件を確認し、求人の紹介やキャリアプランの提案を行ってくれます。

履歴書・職務経歴書の添削もしてもらえますし、これまでのあなたのキャリアの棚卸しを行い、自分の強み・弱みも分析してもらえます。

転職活動のスケジュール立て

面談後、希望の転職時期を確認し、その時期から逆算して応募から内定、内定から退職までの大まかなスケジュールを立ててもらえます。

求人企業の紹介・応募

転職エージェントが保有している求人企業の紹介が始まり、最適な企業を紹介のほか、志望業界の最新動向や求人企業の風土、職場環境などの情報も提供されます。

応募したい企業が決まったら、キャリアアドバイザーが企業に推薦してくれます。面接日程の調整もキャリアアドバイザーが代行してくれます。

内定後、退職手続きのサポート

内定が決まったあと、年収や待遇の交渉、入社日の調整もキャリアアドバイザーにお任せできます。退職に向けた社内調整に集中できるので安心です。

退職に伴う手続きや、引き継ぎの手続きなどについてもキャリアアドバイザーがサポートしてくれます。こうしたサポートにより、円満に退職し、新たな環境へスムーズに進むことができます。

リクルートエージェントは東京都内で面談できる?

リクルートエージェントの面談拠点は東京都内に2箇所あります。

登録後に、対面もしくは電話・オンラインなどで必要になる面談ですが、下記の拠点名リンクから面談拠点の地図やアクセス方法が確認できます。

東京本社

東京都千代田区丸の内1-9-2 グラントウキョウサウスタワー

JR東京駅八重洲南口から徒歩3分

西東京支社

東京都立川市曙町2-34-7 ファーレイーストビル7F

こちらからリクルートエージェントの面談拠点一覧を確認できます。

面談方法

リクルートエージェントの面談方法には対面面談をはじめ、3つの面談方法が用意されています。それぞれの方法に合わせた準備が大切です。面談時の持ち物や服装、時間管理に気を付け、自己分析や真実の伝え方に重点を置きましょう。また、アプリを利用して転職活動を円滑に進めることもできます。

詳しくは以下の記事で解説しています。

リクルートエージェント面談の流れ
詳細記事 リクルートエージェントの面談の流れは?対面、電話、オンラインそれぞれ解説

リクルートエージェントで転職すると年収は上がる?

東京都の平均給与グラフ(令和4年)

東京都の平均給与グラフ(令和4年)
出典:厚生労働省 職業安定業務統計

厚生労働省の職業安定業務統計によると、令和4年(2022年)、全国の平均年収(賃金)は311.8万でした。東京都の平均年収は全国1位で、平均を上回る375.5万円でした。このデータは残業代や特別手当、賞与などが除かれたデータなので、実態としては50万円ほどプラスして見て問題ないと思います。

東京都の平均年収が非常に高いため、平均値も高くなっており、平均を上回る都道府県は5つのみとなっています。

東京都を除いた全国の平均年収は283.2万円で、この平均では平均値を上回る都道府県は半分の23になります。

残業代や特別手当、賞与などを加味し、50万円をプラスした年収

全国平均361.8 万円
全国平均(東京除く)333.2 万円
東京都平均425.5 万円

あなたの年収は平均より上?下?

あなたの年収は平均より上でしたか?下でしたか?
もちろん平均は、業界、職種、年齢、性別、経験、ポジションと、どれ一つとっても変わるものですが、ひとつの目安になります。

年収が平均以上だったとしても、今は増税や物価高で生活に余裕がないという人もいると思います。

給与明細のイメージ画像

そこで、現在と同じ業界や職種、またはその経験を活かす転職を考えているのであれば、転職エージェントの活用をおすすめします。

転職エージェントは求人紹介から年収交渉まで幅広くサポートしてくれます。あなたの年収が上がればエージェントの手数料(報酬)も上がるため、あなたが実力を発揮できる場所探しや、年収を引き上げる交渉をしてもらえるでしょう。

リクルートエージェント経由で年収がアップした人の口コミ

リクルートエージェントを利用して給与アップの転職に成功した人の口コミを紹介します。

[結論]リクルートエージェントで就職・転職はできる?

リクルートエージェントは、転職支援サービスの中でも業界最大手として知られています。

最大のメリットはその求人数の多さです。公開求人と非公開求人を合わせると東京都内では28万件以上もの求人があり、自分の希望に合った求人を見つけやすく、また求人紹介時にも選択肢が広がります。

無料で提供される幅広いサポート(書類の添削、面接対策、年収交渉など)や、東京都(東京駅前、立川駅前)に営業拠点を設けているところも利点です。

あなたの転職についての希望や状況、またキャリアアドバイザーとの相性にも依存するため、必ずしも転職できるとは断言できませんが、利用することで転職成功の可能性は大いに上がる転職支援サービスといえます。

どんな人が転職に成功してる?

リクルートエージェントで転職が決まった年齢比率グラフ
出典:リクルートエージェント 転職が決まった年齢比率グラフ2011

リクルートエージェントを使って転職した年齢層を見ていくと、やはり転職しやすい20代、30代が多いといえます。公開されているデータが2011年のものなので、現在は40代以降の転職率も伸びていると言えます。年々獲得しにくい20代、30代前半は売り手市場ともいえるため、場所に関わらずチャレンジしやすい状況です。

転職先の業界別比率グラフ

リクルートエージェントの転職業界別比率グラフ
出典:リクルートエージェント 転職業界別比率グラフ2011

リクルートエージェントを使って転職した人の業界別グラフです。現状でも概ね変わっていない状況で、各業界の求人数に比例しているとも言えます。職種にもよりますが、リクルートエージェントは全業界で転職しやすいとも言えます。例えば40代以降の人が未経験の業界へ転職するのは難しいですが、20代〜30代半ばまでは異業種への転職も全然相談できると思います。

転職先の職業別比率グラフ

リクルートエージェントの転職職業別比率グラフ
出典:リクルートエージェント 転職職業別比率グラフ2011

リクルートエージェントを使って転職した人の職業別グラフです。こちらも全体の求人数からみるとそう変わってないと思います。東京都ではITエンジニアが最も求人が多く、転職しやすい職種です。

ズバリ!東京都の転職でリクルートエージェントは使える?

東京都内でも取り扱う求人数は業界最大級で、総合転職支援のエージェントとして使わない手はないです。全般的にキャリアアドバイザーの評価も高く、扱う職種の多さは業界最大。

「この業界に絞って転職活動したい」という人でも、選択肢の多さや業界の情報収集といった意味で登録しておくといいでしょう。

登録後に求人を紹介してもらえるか?都内の転職市場で、自分がどれくらい価値があるか?というバロメーターにもなります。

リクルートエージェントがおすすめできる人は?

以下のような条件に当てはまる人にリクルートエージェントはおすすめできます。

年齢層
20代、30代、40代
希望する業界・職種
自分の経歴やスキルを活かした業界や職種を相談したい
大手や知名度の高い企業へ転職したい
働きたい地域
全国(北海道〜沖縄まで)
希望する年収
350万円〜1,200万円

業界や職種がしっかり決まっていれば良いですが、幅広い求職者を相手にし見識が深いキャリアアドバイザーから自分にあっている業界や職種を引き出してもらう、というのもありです。

リクルートエージェントをひとつの指標として登録、活用することをおすすめします。

リクルートエージェントに登録した人が併用する傾向がある転職サイト

20年以上の転職支援実績!IT・Web業界に強い古参エージェント

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type転職エージェント

業界大手 全年代 全業種
  1. 転職支援実績は20年以上と確かな信頼感
  2. IT・Web業界の求人豊富で業界に強い
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20~30代の転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプ

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マイナビAGENT

業界大手 全業種 20代に強い 30代に強い
  1. 首都圏・関西圏・東海圏における優良企業の求人が豊富
  2. 20~30代に転職サポートに強い!人事&採用担当との太いパイプ
  3. 応募書類の準備から面接対策まで、親身な転職サポート

女性の転職支援も強い大手総合型転職エージェント

転職サイトパソナキャリアの公式ホームページ画像

パソナキャリア

業界大手 全業種 30代に強い 40代に強い
  1. 高年収求人の取り扱い多数
  2. 業界トップクラスの求人数3万件以上
  3. 創立40年以上、25万人以上の転職支援実績
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